誕生から25年以上が経過してもなお魅力を放ち続ける、INSTAPUMP FURY。 フットウェアブランドが技術とイノベーションの躍進を競い合った90年代に生まれたデザインは、最先端テクノロジーをまといスニーカーシーンをリードする存在だった。独創的なシルエットは、見ているうちに魅力に惹き込まれ、そして気付いたら履きたい衝動に駆られていく。
デザイナーのスティーブン・スミスが、「かつてないものを目指してデザインした」と言う通り、あらゆる挑戦的なファンクションが詰め込まれている。 シューレースを結ぶ煩わしさから開放した、空気の力でフィッティングできるポンプテクノロジー。驚くほどの軽量性と斬新なヴィジュアルの両立を実現させたカーボン製のグラファイト。 ミッドソールの内部には快適なクッショニングをもたらすヘクサライトなど、最先端のテクノロジーを掛け合わせることで唯一無二のデザインを完成させた。この革新的な一足は現在も異例のロングセラーを続け、Reebokのアイコンとしてスニーカーファンに愛されている。
誕生から25年が経った2019年にINSTAPUMP FURYは驚くべきアップデートを遂げた。 スニーカーシーンに革命をもたらした、adidasのBOOSTを組み合わせて、 従来のシルエットはそのままに比類なきクッショニング性を獲得した。 このブランドの垣根を超えた画期的なコラボレーションは、世界中で話題を呼びスニーカーシーンに大きなインパクトをもたらした。
すでに軽くて履き心地のよいINSTAPUMP FURYだが、ミッドソールにBOOSTを使うことで快適性が向上。着地時に足を包み込むようにソフトに衝撃を吸収し、蹴り出すときに反発性を生み出す。 見た目のインパクトを損なうことなく見事にアップデート、まさにブランドを代表するベストとベストの組み合わせは、高いデザイン性とパフォーマンス力を兼ね備えた、新世代のINSTAPUMP FURYと呼ぶに相応しい仕上がりとなっている。
1994年に発売されたINSTAPUMP FURYは、翌年にアップデート版のINSTAPUMP FURY ROADが登場したことで一時的に生産中止となる。 その後、1996年にフルモデルチェンジが行われ復活を遂げる。その時に発売されたカラーリングの一つがトリコロールである。 発売当時も人気を集めていたが、2011年に初復刻されると完売店が続出、2014年にもディテールを変更してリリースされると同じく完売、あまりの人気ぶりで再販される事態となった。
最大の魅力はカラーコントラストの美しさがあげられる。履いた時に上から見た時のバランスの取れたブロッキング、そしてサイドから見たスマートな印象、ブラックベースに、ブルー、ホワイト、レッドが織りなす清涼感とスポーティな魅力は男女問わず惹きつける。
歴代屈指の人気カラーのトリコロールも新しくINSTAPUMP FURY BOOSTとしてラインナップ。爽やかな往年のカラーパレットはそのままに、BOOSTをミッドソールに搭載することで極上の履き心地へ。話題性のみならず、しっかりと機能性を備えたINSTAPUMP FURY BOOST。 年月を経てもなお新鮮さを失うことのないデザイン性、そして時代を超えて愛される名カラーだけに再び注目を集めることは間違いなさそうだ。
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