ノスタルジックな色の組み合わせが魅力を放つ!
"NIKE(ナイキ)"の歴史を語るうえで欠かせない存在として、半世紀を経てもなお支持され続ける"CORTEZ(コルテッツ)"。
1967年、オレゴン大学でコーチを務めていた"BILL BOWERMAN(ビル・バウワーマン)"は、教え子たちにライバルより速く走れるシューズを用意しようと、"CORTEZ"の原型を開発した。当時はまだ"NIKE"が誕生する前であり、"ONITSUKA TIGER(オニツカタイガー)"の代理店を通して"TIGER CORTEZ"としてリリースされたが、後に独立した際にサイドにスウッシュを配した"NIKE"モデルへと進化していく。一番の革新は、硬さが異なるフォームを組み合わせた厚みのあるソールを採用したこと。これにより、高いクッション性と衝撃吸収性を兼ね備え、当時のランニングシューズの常識を大きく覆した。また、ヘリンボーンパターンを施したアウトソールが優れたグリップ力を発揮し、ランナーに未体験の快適さを提供。さらに、つま先や踵には補強を加え、丸みを帯びた独特のシルエットが誕生した。そのシンプルかつスタイリッシュなデザインがファッションアイテムとしても高い人気を博すことに。誕生から50年を超えた現在も新たなカラーが次々に登場し、多くのファンを魅了し続けている。
レトロなシルエットの魅力を引き立てるナイロン素材でアッパーを構成。つま先やアイステイにはスウェードを配置。サイドを駆け抜ける大ぶりのスウッシュにはオレンジを組み合わせてメリハリあるスタイルへ。
海外では2025年にナイキ取扱店にて発売予定。価格は$100。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。